男性で薄毛が気になると行うことが多いのが、「髪を長くする」。
別の場所から髪を持ってきて、薄い部分をカバーするという、見た目にも分かりやすい手法。
その他にも、最近よく見かけるようになってきた薄毛のカバー方法があります。
某有名メガネをかけたピン芸人さんが、ここ最近急にやられている手法。
実際ウェーブで髪にボリュームがあるように見えますから、一見は良い選択のように思えます。
ですが、結果論から言うと、するべきではないと言い切れる髪型です。
なぜ、一見は髪のボリュームがあるように見える、強めのパーマが薄毛隠しによろしくないのか、解説をしていきます。
薄毛のケアで必要なこと
強めパーマをかけるのがよろしくないのは、まずは薄毛のケアで必要なことを知る必要があります。
髪はいわゆる死んだ細胞ですので、生えてきた後に改善できることはありません。
細胞分裂がないので、細い髪が太くなったり、ツヤやコシが後から増えることもないんです。
生えてきてからできるのは、補修のためのケアのみ。
だからこそ髪が生えやすい状態にすることが、特に薄毛のケアには必要になります。
薄毛のケアでできること
これからの髪を生えやすい状態にすることが、薄毛の対応に必要なケア。
- 頭皮をキレイに保つ
- 頭皮にダメージを与えない
- 十分な睡眠
- ストレスをなるべく排除する
- 育毛剤、発毛剤を利用する
薄毛になると進行が止まらないと考える方もいますが、できることは多くあります。
全てのことをするのは難しくても、できるもの行うことで、今後が大きく変わってくるんです。
逆に進行が早く進んでしまう方は、必要なケアがほぼ出来ていないというのも要因の1つです。
強めのパーマをかけるとどうなる?
薄毛で必要なケアを知った上で、なぜ「強めのパーマ」をかけるのがよろしくないのか。
- パーマ液が頭皮にダメージ
- 強めのテンションがいる
- 時間も要する
① 年々ダメージのないものが開発されているパーマ液ですが、それでも痛みはあるもの。
科学的変化により髪の結合を変更しているのですから、かかる頭皮にダメージがかかるのは必然です。
② カールを強くするには細の目ロッド、その他道具も利用しますが、テンションも必要。
均等に強めのテンションが必要ですので、頭皮、毛根へ負担をかけていました。
③ パーマの目的によって、薬剤を付けている時間を異なるのがパーマ。
強めのパーマをかけるには塗布後の時間が長くなりますので、頭皮のダメージも増えます。
美容院にもよりますが、3種類程度は常備のパーマ液でも、ウェーブが必要な場合は強力な物を使っています。
強めであるからこそ必要なこと
強めパーマをかけるかことで関係してくるのは「パーマをかける頻度」。
髪を染めた際に行う、リタッチをイメージすると分かりやすいかと思います。
- 生えてくる髪と差異が大きい
A.根本のボリューム不足が目立ちやすくなる - ウェブが部位による差が出てくる
A.落ちやすい、残る部位があるのがパーマ
これが何を指すかと言うと、強めのパーマだからこそかける頻度が短く多くなるということ。
特に男性の場合は元々の髪の長さが短めの場合が多く、差異が大きくなりがち。
ボリュームを得るためのパーマが、日を追うごとに差が出ることで、逆に薄毛が目立つんです。
また、パーマをかける頻度が増えることで起こること。
このことが薄毛の方にとって、本当によろしくありません。
してはいけないではなくても、パーマ、カラーでのダメージは避けることができること。
一時のボリューム不足を補う行為が、近い未来の悪い結果となる可能性は非常に大です。
薄毛隠しのパーマ あとがき
薄毛は気になるからこそ、なんとかして隠したくなるのが心情。
気持ちは分かりますが、間違った対応をしてしまうと、薄毛も悩みもさらに進行します。
また、髪を長くする、強いパーマをかけるのは、よく行ってしまう行為で起こること。
逆に薄さが目立つことになりますから、するべき行為ではありません。
プラスして頭皮を痛める、これから生えてくる髪に悪影響というのは、圧倒的によろしくない出来事。
一見の見た目はいいように見えても、実際にはオススメできる行為ではありません。
今がよければ後先の髪のことは考えない! でなければ、やめておきましょう。
以上、『薄毛隠しのための強めのパーマ。全くよろしい選択とは言えません』でした。