シャンプーをすると「髪が引っかかりかりやすい…」。
髪が長かったり、傷んでいると多くの方に起こること。
ですが、引っかかるのは仕方がないことと、諦める必要はありません。
ほんのひと手間を加えるだけで、濡れている時の引っかかりがほぼなくなります。
すぐできることなのに、せずにシャンプーをいきなりしていまう人も多いのはないでしょうか?
シャンプー前のブラッシングの必要性について、解説をしていきます。
なぜシャンプー前にブラッシング?
シャンプー前にブラッシングをする意味は、以下の通り。
- ホコリやゴミの除去
- 髪を整えてとく
通常時のブラッシングでは「程よい頭皮の刺激」もですが、シャンプー時は上記2つです。
1. ホコリやゴミの除去
髪は1日中外気に触れていることから、思っている以上に汚れている状態。
整髪料はつけない方もいますが、頭皮からの皮脂は誰もが出ているもの。
油分がホコリやゴミを吸着しやすくしているので、思っている以上に付着しています。
また、細かいとホコリやゴミだと思っていても、濡れると大物になる場合も…。
引っかかりの原因となるので、ブラッシングで落として置く必要がありました。
2. 髪を整えてとく
シャンプー前のブラッシングをする最も重要な意味が、「髪を整えてとく」。
そのままの状態でシャワーをかけてしまうと髪が引っかかるのは、ある意味で当然のこと。
水の中で糸が絡んだらときづらいと同様のことが、髪でも同じように起こります。
また、引っかると当然引っ張る力が強くなるので、水分を含んで痛みやすい状態の髪にダブルパンチ!
シャンプー前にブラッシングをすることで絡みを取り、引っかかりづらくしておきましょう。
ブラッシングの見極めポイント!
シャンプー前に行う「ブラッシング」。
髪の長さや痛み関係なく行うのがベストですが、見極めをするポイントもあります。
ちょっとでも手ぐしで引っかかりを感じたら、ブラッシングは必須!
そのままシャワーを浴びてしまうと、引っかからない理由は何もありません。
手ぐしでは大丈夫な方も、ブラッシングが不要というわけではないので、注意が必要です。
向いているブラシ
シャンプー前のブラッシングに向いている「ブラシ」があります。
あっれ! 美容室では…
シャンプー前にブラッシングを必要と聞いて、人によっては別の「引っかかること」。
特に髪が短い方は、当てはまることは多いかもしれません。
ではなぜ、美容室では誰にでもシャンプー前にブラッシングをしないのか。
- 髪全体を見て判断している
- 引っかからない技術がある
美容師はお金をもらうプロですので、髪を見ての判断力、引っかからない技術も持ち合わせています。
中には下手な方もいますが、技術と状態判断をしているからが理由でした。
シャンプー前のブラッシング あとがき
髪が引っかからないために行う、シャンプー前に一手間の「ブラッシング」。
- ホコリやゴミの除去
- 髪を整えてとく
大したことないように思えるかもですが、シャンプー中の引っかかりには大きく影響します。
引っかかると気になるだけでなく「引っ張ってしまう = 痛みの原因」にもなるんです。
プラスして引っかかることで、起こりやすくなること。
引っかかりが気になるからこそ、起こってしまいます。
「すすぎが不十分 = シャンプーが残留する」ことにもつながり、髪にも頭皮もよくありません。
ほんの一手間の小さなことが、大きなことに変わっていくのが髪のこと。
可能であればお風呂場には目の粗いブラシを常備し、シャンプー前にはブラッシングをするようにしてください。
ドライヤーをかける前にブラッシングは必要ですので、固定で置いておく便利です。
髪の引っかかりが、思っている以上に解消することができますよ。
以上、『シャンプー前はブラッシング! ほんの一手間が髪を引っかからなくする』でした。