染めた時はキレイに仕上がっても、日を追うごとに「色落ちする髪色」。
本来の髪色を化学変化で無理やり色付けしているのですから、ある意味で当然のこと。
それでも可能な限りキレイに維持したいと考えるのが、人の常。
- キューティクルが開いている
- 暖色系の明るい色
- 染毛剤がマニキュア
- 浸透させるトリートメントを使っている
上記4つは、色落ちが早くなりやりやすい主な原因。
なぜ色落ちするのか理由を知ることで、それぞれの色落ちを長引かせるための対応も可能です。
なるべくキレイに染めた期間を長引かせるにはどうすればいいのか、解説をしていきます。
1.キューティクルが開いている
ヘアケアに興味がある方であれば、よく聞く名称の「キューティクル」。
肉眼では確認が難しいですが、髪が傷むほどにキューティクルが開いている状態。
このことは色素の出口も多くなるので、色抜けがしやすいということです。
キューティクルの開きの対応策
染毛で髪が痛むのは避けられませんが、対策としてできることは以下の3つ。
- コンディショナー、トリートメントのヘアケア
- 髪を濡れたままにしない
- 高温の熱は控える
髪と痛むことをしないというのが、キューティクルが開いた髪の色落ち対策になります。
2.暖色系の明るい色
年齢が若い人ほど染毛時に行う「暖色系」。
色落ちがしやすいのは、ある意味で言えば仕方がない色系統でもあります。
中には染める時に、ブリーチなんてしてないよという方もいるかもしれません。
なんですが、白髪染めを含めヘアダイと呼ばれるカラーは、色抜きの工程が含まれています。
色抜きがされ、加えられる色も薄いからこそ、長持ちが難しくなるのは致し方ありません。
暖色系の対応策
暖色系の対策としてできるのは以下の3つ。
- コンディショナー、トリートメントのヘアケア
- 髪を濡れたままにしない
- 高温の熱は控える
キューティクルの開きの対策は、暖色系も基本同じ。
これは髪染めをしたのであれば、やるべきことは変わらないとも言えます。
3.染毛剤がマニュキュア
染毛剤の違いも、色落ちの速度が異なってくる大きな要因。
- エアマニュキュア:髪の表面に色付け
- ヘアダイ:髪の内部まで色付け
そもそもが表面上に色付けされているので、色落ちしやすいのは必然。
ヘアダイと異なりブリーチが含まれてないことで髪が痛むということを気にする必要はありませんが、色落ちするマイナス面はあります。
マニキュアの対応策
マニキュアの対策としてできるのは以下の3つ。
- 髪を濡れたままにしない
- 高温の熱は控える
- カラーリンス、トリートメントで補う
キューティクルの開きと、暖色系とは1点異なることが出てきました。
マニキュアで染毛をするということは、ブリーチをすでにした状態。
または、白髪の割合が多くなっていることが考えられます。
ですから、カラーリンス、トリートメントの色素が含まれるヘアケア製品を使うのも一手です。
4.浸透させるトリートメントを使用
染毛することが髪が痛むからこそ思いの他に多くの方が使う「浸透するトリートメント」。
髪のケアとしてはありなのですが、色落ち考えるとマイナス面があります。
付けた時は特に変化がなくても、シャンプーをした際に根こそぎ色も一緒に流れていきます。
髪が痛むことでヘアケアを考えてのことですが、色味に関してはよろしくないです。
暖色系の対応策
暖色系のの対策としてできるのは以下の2つ。
- 浸透しない系のものを利用する
- 長くトリートメントを放置しない
ヘアケア商品は浸透するものだけではないので、別の選択をする。
また、以外と多いのがリンスやコンディショナー、トーリートメントの何を使うかには関わらず、髪に塗布してから時間を置く行為。
なんとなく効果がある気がして、行う方が多いです。
これは染めていないのであればまだしも、色落ちを気にするのであれば、避けるのがベターです。
染めた髪の色落ち あとがき
色落ちするのは宿命とはいえ、なるべく長い期間でキレイに保ちたい「髪色」。
染毛剤の進化により色味の鮮やかさや、ダメージ。色持ちの期間も改善されてきてはいますが、それでも個人の対応次第で大きく変わってきます。
今は減りましたが、その昔は寒色で色味が抜けづらい紫色の頭をしたおばあちゃんが多くいました。
冗談はさておき、色味を持たせるのであれば、落ちやすい行為をしないということが大切。
- 髪を濡れたままにしない
- 高温の熱は控える
特に上記2つは髪の痛みに関係するからこそ、色持ちに大きく関わってくる部分。
なるべく意識をして、せっかくキレイに染まった髪色をなるべく長く保つようにしてください。
以上、『染めた髪が色落ちする代表的な理由と、なるべく長く保つための対策』でした。