夏に向け暖かくなることで、男女ともに増えるのが「肌の露出」。
それとともに気になるからこそ増えるのが、体毛の処理をする方。
- エステ
- 毛抜、カミソリ
- 除毛剤 (クリーム、ワックスなど)
その方法は複数ありますが、一般的なものは上記3つではないでしょうか。
この中で、除毛剤の使用が髪が切れるトラブルに発展することが多々あります。
私が美容師として働いていた時も、夏になると風物詩のように見かけていました。
「同じ毛であっても、頭に除毛剤は付けないから関係ないんじゃない?」と思うかもしれません。
ですが、実際に人によって毎年間違いなく発生をするトラブル。
なぜ除毛剤が髪が切れることにつながるのか、解説をしていきます。
髪と除毛剤の関係性
私たちが脱毛剤を利用するのは、無駄な体毛を処理するため。
- 短時間で広範囲
- 仕上がりもキレイ
本来はエステに通えるのがベストチョイスではあっても、費用と手間はかかるもの。
対して除毛剤は時間もかからずに手軽でキレイにできるからこそ、毎年利用する方も多いです。
だからこそ発生するのが、髪のトラブル。
頭に除毛剤を付けることはないのに…と思うかもしれませんが、実際に起こっていること。
何が問題の理由になっているかといえば、除毛剤に触れた手がしっかり洗えていない。
薬剤が残留していえる手で髪を触れるからこそ、切れることが発生していました。
泡タイプもですが、クリームやワックスは、思っている以上にがっつり洗わないと薬剤が残留しがち。
だからこそ、時間に余裕がない時に行うと、発生がしやすいトラブルと言えます。
本人も理解できない切れ方をする
除毛剤をついた手がしっかり洗えていないからこそ、「切れる髪」。
私たちは意図ぜずとも、無意識に触ってしまうことが多いのが髪。
除毛剤の残留により、手で触れることを通して切れる過程は以下の通り。
- ムダな体毛を除毛剤でケア
- 手に除毛剤が残留
- 無意識に髪に触れる
- 触るのは大抵毛先でなく根本付近
- 日をまたいで髪が切れる
この「日をまたいで」というのが、というのが大きなポイント!
その理由は手に残留と言ってもその量としては多くはないので、すぐには切れません。
微量であっても長時間薬剤が付いていることで、後からその影響が出てきていました。
また、意識して触るのは毛先でも、無意識に触るのは大抵は根本付近。
後から根本付近から髪が切れるので、本人が何故切れるのか理解できないというわけでした。
除毛剤の髪のトラブルを減らすには?
除毛剤による、髪が切れるトラブルを減らすにはどうすればいいのか。
- 手をしっかりと洗う
- 除毛した際はお風呂に入る
残留によりトラブルなのですから、手をしっかりと洗うのは必須。
もっとオススメなのは、除毛した際はそのままお風呂に入る、しっかりとシャワーを浴びること。
その理由は、除毛した部分にいくら拭いても薬剤が残っている場合があるから。
それを手で触り髪に触れたとしたら、その結果は想像に難しくありません。
除毛剤のトラブル あとがき
手軽に素早くキレイにムダな体毛を処理できるからこそ、とても便利な「除毛剤」。
実施後にしっかり拭いた、洗い流した気がしても、思いの他に残っているものです。
もし残っていて、その手で髪を触ってしまったら起こるのは悲劇そのもの。
しかもその多くは日をまたいで根本から部分的に切れるからこそ、意味が分からない。
理解できずに起こるからこそ、余計な不安や迷いにつながるのは珍しくありません。
また、切れてしまったらつなげることはできないのも髪。
除毛剤を利用する際は、後処理としてこれでもかとしっかり洗い流すようにしてください。
男女関係なく、毎年夏にかけて多く発生する除毛剤によるトラブルが「髪が切れる」です。
以上、『除毛剤が夏の思ってもみなかった「髪が切れる」トラブルの元となる』でした。