季節の変わり目や、環境の変化。
現在のように自宅いる時間が増えると起こるのは「変化への願望」。
私が現役で美容師をしていた時も、お客さんの変化したくなったタイミングをよく見てきました。
- 洋服の冒険
- 髪型を変更
- 髪色の変更
洋服は着替えればいいだけですが、髪はなかなかそうもいきません。
特に髪色の変更は、後から後悔することも少なくありません。
初めて染める場合は、その傾向がとても強くなります。
私は髪が自然にきれいなお客さんの場合、どうしても変えたい! という意思が強く無い限り、引き止めることが多かったです。
気の迷いや衝動だけで髪染めをしてしまうと、後悔する確率も高いのがその理由。
本来は今よりもよくなるために行うからこそ、本当に染める必要があるのか、デメリットも含めながら解説していきます。
髪色の変更で後悔する理由
髪を染めること当たり前になると気になりませんが、最初だから予想と異なることも起こります。
- 思いの他に似合わない
- 髪が痛みの発生、維持するのが難しい
- 黒く戻しても自然な色味にならない
髪色を初めて変更するからこそ、体験をすること。
染毛をして変化をして起こるのは、希望の変化だけではないことも知って起きましょう。
それぞれ個別に、後悔につながる部分について解説をしていきます。
1.思いの他に似合わない
髪色の変更をした際によく起こることが、「似合わない」。
- 可愛くなる
- キレイになる
- かっこよくなる
主に上記の希望を持って変更すると思いますが、そうならないことも多いんです。
特に染めた後の髪色の変化が大きいほど、似合わない場合が多くあります。
明るい髪色へ → 顔立ちがぼやける
今はスマホアプリなどで擬似的に髪色を変更できたりしますので、前もって確認しておきましょう。
2.髪の痛みの発生、維持するのが難しい
染めた際に、髪色の変更は何によって起こるかというと「化学変化」。
かんたんに言えば、薬剤によって無理やり今ある髪色を変更します。
健康な自然の黒髪から変更する時ほど、変化を大きい分、痛みについて確認しやすいです。
また、痛みだけでなく日々で根本の部分から成長する髪の毛。
髪色をキープするには、定期的な染毛。日々のヘアケアが重要になっていきます。
染める前とは同じにはいかない、手間と維持コストがかかってくることを知っておきましょう。
3.黒く戻しても自然な色味にならない
校則で本来は染めてはいけない、イメージ通りにならない場合に行う「黒染め」。
いくらでも直せるからと思うかもですが、これの黒は本来とは全く色味が異なります。
- 染める前黒髪 = 人ぞれぞれの色味
- 染めた黒髪 = 人工的な色味
可能な限りの調整は行いますが、見る人がみれば染めた黒髪はすぐに分かります。
また、周りの目というだけでなく、特に本人には分かりのは必然なこと。
染毛により髪の痛みもプラスされますので、完全には切るまで元に戻ることはありません。
初めての髪色変更は慎重に あとがき
髪色を変更したくなるのは、多くの人にとって起こりえる「願望であり衝動」。
よく検討してからの決定と変更であれば、全く問題ありません。
勢いによる衝動のままにや、特に初めての髪色変更の場合は後悔することも多いです
- 思いの他に似合わない
- 髪が痛み、維持するのが難しい
- 黒く戻しても自然な色味にならない
希望だけでなく、デメリットをちゃんと知っておきましょう。
キレイに保つべき髪が、染めることの痛みでボロボロ…。
結果が頭の中での想像や希望とも異なり、似合わないでは切ないですから。
また、染める前に確実に知っておくこと。
周りからの人の印象に大きく関係する髪。
何よりも自分が気になりますから、後悔することのない適切な選択を行ってください。
以上、『本当に髪色を変更する? 初めて染める前に知っておきたい3つのこと』でした。