見た目にもよくなく、匂いの原因にもなる「脂っぽい髪」。
まず最初に何日も洗っていないのであれば、なるのは当然。
毎日しっかりと洗っているのに、髪が脂っぽくなって困っているという方が多くいます。
- 生活習慣
- 髪を洗う、すすぎが不十分
- シャンプーが合っていない
理由は人それぞれで異なってもきますが、大きく当てはまるのが上記の3つのこと。
最初の生活習慣を変更するというのはなかなか難しくても。
洗いとすすぎ。シャンプーが合っていない場合は、今日からでも改善が可能です。
それぞれの理由と、見分け方。対策について個別に解説していきます。
生活習慣
まず髪の基本となるのは、「生活習慣」。
- 油っぽいものを多く食べる
- 運動習慣がない
髪が脂っぽくなるのは、毛穴から分泌される油分によるもの。
ですから食事は大きく影響します。
顔がテカテカによくなるという方は、頭皮でも同じことが起こっていました。
運動習慣がないことも、毛穴に油分が溜まる原因。
日常的に汗をかかないことは、必要以上の油分が頭皮に残っている状態。
当然髪の毛にも大きく影響します。
髪を洗う、すすぎが不十分
普段シャワーのみや、短髪の方に多いのが「髪を洗う、すすぎが不十分」。
本人としては出来ているつもりでも、ちゃんと洗えていないんです。
特にすすぎが不十分なことで、落とすべき汚れや油分が落とせていませんでした。
コンディショナーやトリートメントを塗布する前に髪が完全に潤っている状態であれば、しっかりと洗えていない、すすぎが不足していると思ってください。
洗った状態がキレイになりきれていないのですから、脂っぽくなるのは必然。
髪が濡れたらすぐにシャンプー。泡が切れたらすすぎ終了という方は、ほぼすすぎ不足に当てはまります。
自分がOKと思ってから、まずはプラス5秒のすすぎをすることを心がけてましょう。
シャンプーが合っていない
思いの他に原因として多いのが「シャンプーがあっていない」。
その理由は、ほぼこの1点。
特にここ数年はオーガニックやノンシリコンなど髪に優しいかわりに、シャンプーとしての洗浄力が少なめの物が増えています。
髪に優しいというのは一見はいいようですが、全ての人に合うとは限りません。
洗浄力が不足しているということは、洗いきれないからこそ脂ぽさの原因となります。
洗いやすすぎの時と同様に、コンディショナーやトリートメントを塗布する前に髪が完全に潤っている状態。
あなたの髪には洗浄力が足りていない可能性が大です。
素直に言ってしまえば、カラーやパーマダメージで手ぐしで引っかかるような人を除き、1日1回のシャンプーであれば、そんなに高かったり洗浄力が低いものは必要ありません。
実際に美容院でも用途によって2,3種類を接客用に用意していますが、そんな高い物は使用していないです。
言葉やイメージで決めず、髪の状態、1日のシャンプーの回数で選びましょう。
トリートメントも原因
女性も男性もシャンプー後にするのは、「コンディショナーやトリートメント」。
髪のケアのために必須といえるものですが、塗布の方法に問題がある方が多いです。
これ、実は大きな脂っぽくなる原因。
そもそも頭皮に付ける必要はないですし、根本から3cmぐらいは離して塗布しても、浸透や重力によってしっかりと成分が届きます。
ポイントとして、シャンプーと同じようにコンディショナーやトリートメントを塗布するという方は、多くの場合このことに当てはまります。
少し気をつけてみましょう。
髪の油分の発声する場所は頭皮であり、毛穴。
結果として頭皮に直接付くことは、油分を自ら脂っぽくなることを望んでいるようなものでした。
髪が脂っぽくなるには理由がある
髪を何日も洗わずに髪が脂っぽくなるのは当然。
毎日洗っているのに脂っぽくなるという方は、そうなる原因が必ずあります。
通常の頭皮からの油分の分泌量であれば、1日で脂っぽくなるこはありません。
- 生活習慣
- 髪を洗う、すすぎが不十分
- シャンプーが合っていない
解説してきた3つの改善をすることで、多くの人は脂っぽい髪からは開放されます。
生活改善は1日2日でできるものではなくても、洗いやすすぎ。
合っていないシャンプーを変更することは、今日からでも可能。
できるということは、翌日から変化が望めます。
特にすすぎの不十分、シャンプーが合っていない場合は多いので、髪の脂っぽさが気になる方は、改善のためにも現状との変更することを試してみてください。
脂っぽい髪でなくなることは、周りにいる方からの印象も変わります。
毎日キレイにしているつもりなのに不潔に見られる、匂いがすると思われなくなりますよ。
以上、『汚らしく見える脂っぽい髪。ちゃんと洗っているのになぜなるの?』でした。